2010/12/04

白番。有名なはめ手。次の白の手は?

図は、5... Nd4 まで。

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6. Nxe5! Bxd1 7. Bxf7+ Ke7 8. Nd5#

エフゲニー・アレクサンドロヴィチ・ズノスコ=ボロフスキー(Eugene Alexandrovich Znosko-Borovsky(1884-1954))著
『いけないチェスの指し方(How Not To Play Chess)』
水野優訳('05/5/24~06/2/5) からの引用です。
http://www.geocities.jp/transbowler/HowNotToPlayChess.html#AvoidMistakes
-----------------以下引用
例えば、1 e4 e5 2 f4 d6 3 Nf3 Nc6 4 Bc4 Bg4 5 Nc3 Nd4 6 Nxe5 Bxd1 7 Bxf7+... これは、チェスのすべてのはめ手の中でおそらく-たしかに-最も有名なものだから、どんなプレーヤーでも知っているだろう。一度しっかり理解したら、決して引っかからないようにすべきである。
-----------------以上引用

「どんなプレーヤーでも知っているだろう」という事ですが、私は、、、。勉強すべきことが、まだまだたくさんありそうです。

この本の中でも、チェスは暗記するものではない、理解すべきである、という事を言っています。この局面では、「キングの周りが窮屈になっているところに、敵の駒が効果的に働いていると、チェックメイトの危険性が高いので、慎重になるべきである」ということを理解すべきだということです。

ただ、このような理解の仕方を、言葉で覚えたのでは、やはり意味がありません。駒の配置や盤面の雰囲気で、このような内容を感じ取れるようになり、「効果的な手を自分で思いつく」ようになって、「理解した」と言えるのだと思います。

「覚える」ことと「理解する」ことは違う。という、どんな勉強にも当てはまる、勉強の基本を教えられているような気がします。

「チェスの勉強は、人生につながる」なんて、大げさなことを考えてしまいました。

2 件のコメント:

  1. 何度かこの手の形は見ているにもかかわらず
    1.Ng5 Bxd1 2.Bxf7+ Kd7 ・・・あれ? と思い
    1.Bxf7 Kxf7 2.Ng5+ かな?
    とかで、1.Nxe5 に気づかない自分が情けなくなります(TT)

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  2.  hitsujyun さん、コメントをありがとうございます。私も、すぐに忘れてしまうほうで、同感です。
     引用したこの本(ネット上)には、「手順を覚えても、理解がされていなければすぐ忘れてしまう」といったことが書いてありました。しかし、どうすれば、理解できるのだろうと、考え込んでしまいます。なんだか、哲学的な気分になってきました。
     このブログに、理解しておきたい図を載せながら、考えたり、繰り返し見たりすることで、理解を進めることができたら良いなと思い、これを書き始めたようなところもあります。私のブログを見てくれている人にも、同じように、チェスの理解の助けになれば幸いです。

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