2013/06/15

草間彌生「永遠の永遠の永遠」

.6月15日に、美術館めぐりをしました。午後に見に行ったのはこれです。


草間彌生
永遠の永遠の永遠

場所: 静岡県立美術館

.「世界的な現代美術家として活躍する草間彌生の、最新の創作活動を紹介」(パンフレットより引用)

.高齢でありながら、今も精力的に斬新的な作品を作り続けている草間彌生氏の、エネルギッシュな生命力に感心しました。
.驚いたのが、草間氏が10歳の時に描いた母親の顔の絵。なぜか、母親の顔に無数の水玉模様が描かれていました。幼少のころから、すでに、他の人には見えないものが草間氏には見えていたのでしょう。

.気に入った作品の絵葉書を3枚購入しました。


果てしない人間の一生/2010
Endless Life Of People
.草間氏の作品に特徴的な、水玉模様、微生物のようにも見える造形、人の横顔、目、などが、ふんだんに描きこまれています。


人間の一生/2010
Entire Life Of People
.黄色地に、赤い線で人の横顔と黒い線で目が、たくさんいろいろな向きに描かれています。絵の周囲は、黒いギザギザ模様で囲まれています。人の一生は、たくさんの人とたくさんの目に埋もれているようなものなのでしょうか。


私大好き、とても好き/2010
I Love Myself, I Adore Myself so
.3枚目に選んだものは、あまり細かな模様や線がない作品です。シンプルな図画面が、落ち着ける感じがして選びました。自宅に帰ってから、作品の題名見て、妙に納得しました。
.実に強力な自己肯定感を、草間氏は持っている。それが、エネルギッシュに創作活動を行っている原動力になっているのだろうと思いました。

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