2011/08/16

KBP vs K

 KBP vs K のエンディングは、たいてい白勝ち。
 ただし、ポーンがプロモーションする枡がビショップと異色のとき、相手キングに隅に入られたら引き分ける。

 ビショップだけでは、勝てないので、ポーンがプロモーションできるかどうかが、勝負である。

 白は、"KP vs K"と同様に考えて手を進め。ツークツワンクになったときに、攻撃側は、ビショップを動かすことで、手番を相手に渡すことができる。
 また、ビショップでポーンを守ってしまえば、自分のキングを自由に有利な位置に動かすことができる。相手にオポジションを取られても、ビショップを動かすことで、オポジションを取り返すことかできる。
 下の図1の状況でも、黒はビショップを取ることができない。ビショップを取れば、ポーンが前進してプロモーションする。

図1: 白番でも黒番でも、白勝ち

 しかし、図2の例のように、ポーンが端のファイルにあって、プロモーションする枡の色がビショップと異なる場合には、隅に逃げ込んだ相手キングを、追い出すことができない。引き分けになる。

図2: 白番でも黒番でも、引き分け

 他にも、駒の配置により難しい局面や、意外な結果になる場面もありうる。

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