K2P vs K, その2

白番。この後、どう指せばよいでしょう。白番ですが、一応黒番も考えておきましょう。

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1. Kc6 Kb8 2. b7! Ka7 3. Kd7 Kb8 4. Kd8 Ka7 5. Kc8 Kxa6 6. b8=Q ... 白勝ち。
　bファイルのポーンを進めると、あとは、スティルメイトの引き分けにならないように気をつけながら、黒キングを隅から追い出して白の勝ち。
　1手目にaファイルのポーンを進めた場合、ポーンを1つ犠牲にして、白勝ちの形を作ります。以下の手順になります。
1. a7 Kb7 2. a8=Q+ Kxa8 3. Ka6 Kb8 4. b7 Kc7 5. Ka7 ... 白勝ち。プロモーションが確実です。

　図が黒番だとしても、白の勝ち。白はキングを動かして手番を相手に渡せば、上に書いたことと同様になります。

　「横に隣り合ったポーンが最後に残った場合、ポーンを持つ側の勝ち」覚えておきたいです。

注: 「aファイルのポーンを進めると、黒キングを隅から追い出すことができず、引き分けてしまいます。」と8月21日(日)には書きましたが、間違いでした。サクリファイス(1つのポーンを犠牲に)する手に気が付いていませんでした。訂正しました。