2011/08/21

KNP vs K, その3

 図の局面の結末は?。白番、黒番、考えましょう。
 「KNP vs K, その2」と比べて、ナイトとポーンの位置が一段下がっています。白キングの位置も少し違いますが、白キングの位置はあまり重要ではありません。

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白番でも、黒番でも、白勝ち。
 白番なら、
1. Kb6 Kb8 2. Nd5 Ka8 3. Nc7+ Kb8 4. a7+ Kc8 5. a8=Q+ ... 白勝ち。

 黒番なら、
1... Ka7 2. Kc7 Ka8 3. Kb6 Kb8 4. Nd5 Ka8 5. Nc7+ Kb8 6. a7+ Kc8 7. a8=Q+ ... 白勝ち。または、
1... Kb8 2. Kb6 Ka8 3. Nd5 Kb8 4. Nc7 Kc8 5. a7 Kd7 6. a8=Q ... 白勝ち。

 白は、まず、スティルメイトにならないようにしながら、キングでポーンを守り、次に、ナイトで黒キングを隅から追い出す。そうすれば、図が白番でも黒番でも白が勝てる。

 「KNP vs K, その2」と、「その3」を比べると、KNP vs K では、準備ができるまで、ポーンを7段目まで進めてはいけないことが分かる。覚えておきたい。

 KNP vs K のエンディングについて、他にも興味深い局面がある(参考文献参照)。けれども、「KNP vs K では、準備ができるまで、ポーンを7段目まで進めてはいけない」という教訓を当てはめて考えて良さそうである。

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参考文献(この記事を書くにあたり、参考にさせていただきました)
『チェス終盤の基礎知識』ユーリ・アヴェルバッハ著 水野優訳 チェストランス出版

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