2016-09-17
ボストン美術館所蔵
俺たちの国芳 わたしの国貞
名古屋ボストン美術館
.江戸後期から幕末にかけて浮世絵界を牽引した、国芳と国貞の作品をたっぷりと鑑賞できた。
.それにしても、江戸時代に、これだけ手の込んだ質の高い木版画が、そば一杯と同じ位の値段で一般庶民が買い求め、楽しんでいたということに驚きを感じる。日本の浮世絵がヨーロッパの芸術家たちに驚きを持って受け入れられ、影響を与えたのも当然のことのように感じた。
.また、近年の日本のアニメ漫画がブームになっているが、その源流が江戸時代の浮世絵の中にもあるような気がした。
.日本文化の凄さを感じさせてくれた展覧会だった。よかった。
.いつものように、気に入った絵はがきを買ってきた。今回は、浮世絵柄の手ぬぐいも購入した。
歌川国芳「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」1845頃
歌川国貞「当世三十弐相 よくうれ相」1821頃
手拭い(踊る猫)
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