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2016/01/04
ピカソ、天才の秘密 (The Secret of Pikaso's Genius)
.1月4日(月)に、「ピカソ、天才の秘密 (The Secret of Pikaso's Genius)」を見てきた。
.場所は、愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)。
第1章 少年時代
第2章 青の時代
第3章 バラ色の時代
第4章 キュビスムとその後
感想
.ピカソというと、「キュビスムとその後」に描かれた抽象画の印象が強く、私がこれまでいろいろな展覧会で見たことのあるピカソの絵も、抽象画が多い。
.今回の展覧会は、それよりも前の時代、特に「青の時代」「バラ色の時代」に描かれたものに焦点が当ててあり、私が知らなかったピカソの世界を知ることができて、とても興味深かった。
.天才としての早熟ぶりを示した少年時代。大切な友人を失った悲しみと青の時代。次第に主調色がピンクに移ったバラ色の時代。そしてピカソ独自の世界を切り開き発展するキュビスムとその後。それぞれの時代で、その時々のピカソの想いや感情が、絵に込められているように感じた。
.ピカソの絵は、面白い。見ていて気持ちが良い絵だ。衝撃的な絵を描く画家の絵の中には、気持ちが悪くなるような絵もあるが、ピカソの絵は、驚かされるけれども気持ちが良いと思う。街の風景も何が描いてあるかよくわからないけど、にぎやかさやその場の気分が伝わってくる。やっぱりピカソは天才だと、あらためて思った。
.今回も、気に入った絵はがきを購入した。
「スープ(La Soupe)」1902年
「扇子を持つ女(Lady with a Fan)」1905年
「裸婦(Nude Figure)」1909-1910年
「ポスターのある風景(landscape with Posters)」1912年
.それぞれに、ちょっと不思議な感じのする絵。
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