2012/05/06

橋渡し(Bridge building) #1


図1。白番。

 図は、「橋渡し、Bridge building、Building a bridge」等と呼ばれている手筋を使える局面になっています。
今後、何回かに分けて、説明して行こうと思います。

 まずは、図1の局面について、白が勝つために考えることについて。

 図1の残りの駒数から、白のポーンがプロモーションして、KQR x KR, KQR x K, KQ x KR, KR x K, KQ x K のいずれかの残り駒になれば、白勝ちです。
 しかし、ポーンは自分のキングが邪魔をしていて前に進めません。また、キングは閉じ込められていて、動けません。
 そこで、「キングをe8のますから外に出して、ポーンを進める」ことが、白が勝つために考えることでしょう。

 この図1は、参考文献*1 p.53 からの引用です。

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 私が読んでいる二冊の終盤についてのチェス本(*1, *2)から、自分なりに理解したところを、ブログ記事にまとめようと思います。そうすることで、理解が定着できるだろうと、言うことで、ほとんど自分の勉強のためですね。

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参考文献
*1 『チェス終盤の基礎知識』ユーリ・アヴェルバッハ著 水野優訳 チェストランス出版
*2 『Essential Chess Endings』 James Howell

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