.6月27日(土)に、「マリー・ローランサン(Marie Laurencin)展 ~愛らしさを求め続けて~」を、見てきた。
.場所は、浜松市美術館。
.マリー・ローランサンというと、「柔らかな色彩で描かれた、優しい表情の女性の絵」というイメージを、私は持っていた。絵を見に行くことで、自分自身の心の癒しになるだろうと、この展覧会を楽しみにしていた。
.実際に展覧会に行くと、自分の知らなかったことがたくさんあり、興味深く、面白かった。
.「柔らかな色彩と優しい表情の女性の絵」のイメージの絵は、マリー・ローランサンがマリー・ローランサンらしさを求めて到達したスタイルだということ。円熟期に描かれたもので、私としても、とても魅力的な絵だと思った。
.意外だったのが、マリー・ローランサンが画家として活動を始めた若いときには、当時芸術界で新風を巻き起こしていた「キュビスム」に属する女性画家として、名前が知られるようになったということ。それが、自分らしいスタイルを求めながら次第に変化し、マリー・ローランサンらしい絵に到達する過程が興味深く、展覧会を楽しむことが出来た。
.いつものように、気に入った作品の絵はがきを購入してきた。
「接吻」 Le baiser, 1927年頃
「らっぱをもって」 A la Trompette, 1929年
「三人の若い女」 Trois jeunes femmes, 1953年頃
.以上の3種類
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